初夏を迎える頃になると市街地、農村地帯のいたるところで草花がにぎわい始めます。
アヤメの花は6枚の花びらで構成され、3枚の垂れ下がる花びらに綱目があります。この綱目模様からアヤメの名がついたといわれています。
町内では主に、林緑部から小川、湿地帯や水田の畦などで見られ、古くから親しまれてきました。
また、庭などでも栽培されているので、見たことのある人も多いと思います。
時期になれば、各地でアヤメ祭りが催されてにぎわいます。
しかし、近年その数も減少化が進んでいます。そんな折、平成10〜11年には田圃整備事業で失われてしまう自生しているアヤメの移植が、谷川上流部を中心に行われました。
大勢のボランティアの人たちの手で移植されたアヤメは、谷川流域や白沢公園などで見ることができます。
広報かわち 2005年5月より