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オオヨシキリ(ヒタキ科)

18cm 夏鳥=春に南方から渡来し日本で繁殖する

 棲息地の川や池沼などの葦原が、近年開発で減少しているために、希にトウモロコシ畑などで繁殖することもあります。

 

オオヨシキリの巣にも託卵するカッコウはオオヨシキリの減少と共に少なくなっています。そのため、初夏を告げるカッコウの声も聞かれないという連鎖がおきます。

 

葦や柳・枯木などの低い所に止まって一日中「ギョギョシ・ギョギョシ」「ケケシ・ケケシ」と赤い口を開けて鳴く姿は初夏の風物詩です。

 

*託卵=他の鳥の巣に卵を産み、子育てを託すこと

 

広報かわち 2004年5月号より

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