16cm 夏鳥=春に南方から渡来し日本で繁殖する
スズメより少し大きいがチドリ類では最小。頭部から腹部にかけて白黒がはっきりして美しく、金色のアイリングがおしゃれで可愛いチドリです。
川原などの砂礫地で子育てをし、川岸や水田などで採餌をします。卵もヒナも砂利と同じ保護色ですが、親鳥は天敵から巣やヒナを護るために*擬傷をします。
「ピォ・ピォ・ピォ」「ピォ・ピォ・ビュー・ビュー」と鳴いて飛び回り、いよいよ本格的な夏の到来です。
*擬傷(ぎしょう)=地上で翼をばたばたさせ飛べないふりをして、敵の注意を引きつけて子どもたちから遠ざける習性
広報かわち 2004年7月号より