オス52cm・メス57cm 留鳥 = 通年見られる鳥・または漂鳥
カラスより少し大きめ。冬期は、山地から下りて平地で越冬します。また、秋冬には北方から渡来したものも加わって数が増えよく見られるようになります。
大木に枯枝を集め営巣するが、山地へ移動して繁殖することもあります。
木の枝に止まって獲物を捜したり、停空(ホバーリング)飛翔でねらいをつけ急降下して鋭い爪で、ネズミ・カエル・ヘビなどを捕らえます。
春は獲物をメスにプレゼントする求愛給餌が見られます。口笛のような「ピーエー」「ピョーピョー」という優しい声で鳴きながらペアで大空高く舞うその姿は雄大です。
広報かわち 2004年4月号より