30cm 留鳥・漂鳥=冬期は暖地で夏期は北方で生活
ツグミ類では最大。当地では主に冬期に雑木林で見られます。ミミズを食べることが多く、林の中を歩きまわり、落葉を嘴で左右に飛ばしながら、越冬中のカエルや虫も探して捕食します。
夕方から早朝にかけて、口笛に似たよく通る声で「ピーピョー」「ピーピェーピー」と細く寂しく鳴くのが特徴です。
トラ模様の保護色のため静止状態のときには見つけにくいです。また、不思議な鳴き声から「*鵺(ぬえ)の声」と言われ、各地に伝説があります。
*鵺=伝説の怪獣で頭は猿、胴は狸、尾は蛇、手足が虎で声はトラツグミ
広報かわち 2004年12月号より