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2005年のテーマは“じっくりと” 〜彗星、4大惑星そして流れ星〜

 新年早々の贈り物、マックホルツ彗星はご覧になりましたか?写真の日から1ヶ月以上になりますので更に明るく、尾も確認できた方もいるのでは?

 現在カシオペア座の左を北極星に向かっています。3月までは一晩中見えているはずですので、月のない日にじっくりとその変化を楽しんでください。

 さて、今年一年の天文現象は?まずは土星が1月に衝(最も明るい頃)4月に木星が衝、7月頃から金星が宵の明星として来春まで夕空に輝きます。

そして10月30日には2年振りに火星が接近します。4大惑星がちょうど3ヶ月おきに明るくなりますので1シーズンに1つずつじっくり観察できる一年になりそうです。 

 6月27日と9月7日には夕空で月と惑星の競演が見られます。夏休みにはペルセウス座流星群が絶好の条件で楽しめます。

 総じて落ち着いた一年になりそうです。願わくば地上の世界も平穏な一年になりますよう。 
 
 ※天文台の公開日は1月29日(土)と2月5日(土)、19日(土)です。

 

広報かわち 2005年1月号より

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