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やっぱり 星はすばる 〜12月14日は流星三昧〜

▼平成18年9月21日撮影  長井市にて

 晩秋から初冬へ星の世界も確実に衣替えです。一段と澄んできた大気を通して星の光も冴えてきました。
しかも、1年で最も暗くなるのが早いのは実は今の時期なのです。
 午後6時前には既に真っ暗な星空となっています。

 さあ、冬の1番手牡牛座がちょうど東の空に昇っています。その中でボヤ〜っとして潤んだような星の集まりがすばる(プレアデス星団)です。
 わずか2000万年前に誕生したばかりの赤ん坊の恒星の集まりです。
まずは双眼鏡でどうぞ。

 平成10年11月号に一度紹介しましたが、同じ望遠鏡なのにと撮影技術の進歩にびっくりさせられます。
勘違いしてはならないのが、実際の星空はどんどん見え難くなっているということです。

 感動するには生の光が一番。
12月14日、ふたご座流星群
午後9時頃に極大となります。
 温かいものを口にしながら、東の空を中心に1時間に30回ほど、いつまでもこの星空が残るよう祈りたいと思います。
 

 
 ※天文台の公開日は12月2日(土)と12月16日(土)です。


広報かわち 2006年11月号より

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