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ムナグロ(チドリ科)

24cm 旅鳥=春と秋の渡りの途中に立ち寄る

 田植えの頃に最も見られ、群れをなして水田に下りていることが多い鳥です。川岸、草地、沼、干潟などでも見ることがあります。この時期に北上して大陸の寒帯で繁殖し、秋には胸黒の薄い幼鳥を連れて南下します。

 主に昆虫類などの動物質を食べますが、草地で草の実をついばむこともあります。立ち止まって頭をピョッコリ上下させてから獲物を探し、駆け寄って捕まえたり、飛んでいる虫などを巧に捕らえたりします。

 飛翔中は「ピョピョー」とか「ピョピョ」「キピョー」と鳴き、地上では細かく爽やかな声で、「チュチュイーチュチュイー」とも鳴きます。

 

広報かわち 2005年4月号より

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