|
河内町は中世には宇都宮氏の支配を受け、江戸時代には宇都宮藩の支配を受けた。歴代の宇都宮藩主は左記の通りである。
河内町の各村のうち叶谷(かのや)と逆面(さかづら)は宇都宮二荒山神社の神領で同社の支配をうけていた。
さて各村を直接支配し、税の取立などに従事したのは、藩の郡奉行とその配下の役人たちで各村の地検を行い、田や畑を上田・中田・下田・下々田の五等級に分け、その取れ高をきめ税徴収の基礎とした。畑も同様である。この辺では上田は一反歩につき一石二斗(いっこくにと)から九斗、下田で七斗から三斗、上畑は六斗から四斗収穫があるとみられた。
各村の石高は次の通りである。
|