2010/4/25
今年も地域の花“サギソウ”の植え込みの時期がやってきました。
サギソウを地域内外にPRしようとする活動が活発になってきており,今年は地区内3箇所で自然観察会やサギソウの植え込みや愛好家による講習会が開かれました。
逆面地区では,かつて逆面町近隣で自生していたサギソウの生育と保全を行っていく「サギソウ再生プロジェクト」の取り組みが始まりました。
農地・水・環境保全向上対策活動団体「逆面エコ・アグリの里」が,「絶滅危惧種のビオトープ」を製作し,4月3日(土),地元自治会やNPO法人グラウンドワーク西鬼怒田んぼの学校関係者など,河内地区内外から親子約20名が参加し約100球の球根をビオトープの一角サギソウ・エリアに植え込みました。
また,4月24日(土)下田原のサギソウ園で宇都宮サギソウ愛好会主催のサギソウを通した自然学習会が行われました。
地元の下組と大塚自治会の子どもたち約30名が集まり,サギソウの球根の植込みが行われました。
また,植物などの観察会もあわせて行われ,子どもたちもサギソウを通して地元を知る貴重な機会になりました。
今年も地域のさまざまな場所で,可憐に咲くサギソウが見られそうです。
今から夏の開花が楽しみですね。
“サギソウ”メモ..........
夏に清楚で真っ白な白鷺に似た花を咲かせます。
旧河内町のシンボルフラワーとして指定され、合併後も地域の花として親しまれています。 開花時期には、地域イベント「さぎ草の夕べ」も開催されています。 |
▲逆面のビオトープ
▲下田原サギソウ園
▼4月25日にゆうすい公園で実施された球根の植え込み
地域情報紙かわち 第19号
(平成22年5月発行)より