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市全体の役割、河内の役割を学ぶ

2014/9/12

河内地区まちづくり計画策定の歩み「その5」

 

9月12日、河内総合福祉センターにおいて、まちづくり協議会及び連合自治会長会並びにまちづく計画推進委員会の三団体合同により、まちづくりに関する研修会(ネットワーク型コンパクトシティ・河内地域ビジョン策定・まちづくり計画アンケート作成)を約120名の参加を得て開催したのでその内容を報告します。

 

市全体の役割と河内らしさを創設

 

宇都宮市がめざす将来の姿(政策審議室職員講話より)

 

首都圏に位置する栃木県の県都として発展してきた宇都宮市は、県人口の約25%を占めています。

 

その宇都宮市において今後市が経験したことのない少子・超高齢化、人口減少などを迎え、市民の暮らしにも様々な影響を及ぼすことが予想されます。

 

そのため市では、子どもから高齢者まで安心で便利に暮せる魅力あるまちとして発展していくために、将来目指す都市の姿として「ネットワーク型コンパクトシティ」を掲げ、その実現に向けて、長期的なまちづくりの基盤となる指針(ビジョン)を作成しています。

 

その最大の背景は人口の見通しで、総人口では、平成29年(2017年)518、460人をピークに、その後は減少し、40年後の平成62年(2050年)には、45万人と推計しています。

 

また、年少人口(0歳~14歳)は、昭和55年をピークに減少しており、既に少子化が進んでいる中、65歳以上の高齢者の割合が平成22年(2010年)約5人に1人でしたが、平成52年(2040年)には約3人に1人に増加すると見込まれています。

人口減少、少子・超高齢化社会における生活やまちづくりへの不安や影響を取り除く為に「住まう」「働く・学ぶ」「憩う」が満たされるように機能を拠点に集め、それらが「交通」でつながるまちづくり構想を「ネットワーク型コンパクトシティ形成ビジョン」としています。

 

河内地区では、公共交通によるネットワークを構築するため、地域拠点の機能や周辺の拠点にアクセスしやすいまちを目指す役割を担う、公共交通結節点として「岡本駅」周辺の整備が見込まれています。

 

貴方の考え「アンケート」から活かします(まちづくり計画推進委員会)

 

既に自治会長を通して各世帯に配布いたしました「まちづくり計画策定に関するアンケート」ご協力ありがとうございました。

 

いただきましたアンケート記載内容は具体的な取り組みの検討の基本として生かしていきます。

 

みんなでつくる 私たちのまち(みんなでまちづくり課職員講話より)

 

「自分たちの住むまちを住みやすく、心地良いものに変えて行く、いとなみのこと」を地域まちづくりと言います。

 

河内の人口は、1月1日現在、平成19年(2007年)35、276人、平成26年(2014年)34、677人と僅かに減少傾向にある中、階層別人口においては、65歳以上の高齢者の割合が増加し、超高齢化社会(WHO基準で高齢化率21%以上)となっています。

 

河内の今後の課題である「防犯・防災」「高齢化」「子どもの健全育成(地域で育てる)」「地域まちづくり財産の継承・活用」の解決にあたっては、自分たちの河内を、自分たちの手でどうつくっていくか、河内住民皆のより良いまちにしたいという思いを結集しながら「まちの将来像・未来像」(地域ビジョン)を策定し、実行していくことが大切です。

 

策定にあたっては、個々の「幸せ感を目標」にして「河内の特色(宝物)を活かし」「自分たちの河内を自分たちの手で作り上げることに、魅力と価値を感じる内容を意識し」取り組んでいただきたい。

施策の方向性

 

宇都宮市民のライフライン(水道、電気、道路、鉄道、自然など)重要な役割を担っている河内ですので、実践プランの具体的な取り組みには住民・事業所・行政が協働で参画できる計画形成に努力する必要を感じました。

 

まちづくりに関する研修会

地域情報紙かわち 第46号

(平成26年11月発行)より

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