2018/9/27
平成30年9月27日鉄軌道をはじめとする公共交通を活性化させ、その沿線に居住、商業、業務、文化等の都市の諸機能を集積させることにより、公共交通を軸とした拠点集中型のコンパクトなまちづくりを実現する富山市の都市整備事業について視察研修して参りましたので報告します。
富山市は、平成22年422千人をピークに人口減少に転じ、人口減少と超高齢化社会、過度な自動車依存と公共交通の衰退などの課題を解決する方法として、富山駅を起点に南の中心市街地を回遊できる市電電車環状線化事業(約3.4km)と北の利用者減少が続いていたJR富山港線のLRT化(約7.6 km)を行い、それに結節する北西と南回りのぐるつとバスが整備され、市内各地から65歳以上の方は「おでかけ定期券」で9時~17時の間は公共交通機関を100円で利用でき、定期券を提示すると市の文化施設などが半額で利用できるようにも成っていました。
富山駅南(市電電車環状線)
富山駅前での説明会
LRTポートラム車両
車両内
結節駅(LRTと路線バス)
地域情報紙かわち 第64号
(平成30年10月発行)より