住民は一つの家族
私が住まわせて頂いています大塚自治会は、寛文8年(1668年)新田開発により下田原村から分村した大塚新田村が起源と思われます。
当時は極僅かな石高の村でしたが、明治の鉄道(旧東北本線)敷設の際発見された大塚新田古墳から、貴重な馬具が出土(東京国立博物館に収蔵)しているところからも、古くから人が生活し易い環境の土地であったことがうかがえます。
この大塚新田古墳は今でも高龗(たかお)神社の杜として、地域住民の心の拠所としてあがめ祀られています。
今回の合併では、15の旧河内町の大字住所表示中、唯一住所表示が変更されたり、通称大塚飛び地にお住まいになられていた一部の会員が合併を機会に、旧宇都宮市の隣接自治会に加入するなど、大きな社会環境の変化がありました。
しかし、「大塚自治会住民は一つの家族」をテーマに、家族の和と地域の力で、住民の趣味の発表会を兼ねた文化祭「大塚フェスタ」の開催、皆で参加できる「花いっぱい」を展開しながら、自治会一人ひとりの顔が見える事業を老若男女一体となって推進しています。
また、平成18年4月に「大塚自治会安全安心の誓」を宣言し、安全・安心な自治会づくりを目指しています。
地域情報紙かわち 第4号
(平成19年11月20日発行)より