上組自治会は宇都宮の中心部より田原街道を北に約10km付近にある自治会です。
平地部に山田川(田川上流)が流れる田園地帯になっており、自然に恵まれた地域です。
田原街道の西側には丘陵地帯があり、現在はゴルフ場とメガソーラーになっています。
自治会で行う主な年間行事は「夏祭り」と「どんど焼き」です。
夏祭りの日は午前中に・秋葉神社・二荒山神社・金毘羅神社・天王様を祀った祠の前で合同祭を行い、午後3時過ぎから祭りが始まります。
子供達には輪投げやビンゴゲームで楽しんでもらいながら、かき氷、ジュース、バーベキュー、焼きそばの無料配布(生ビールは100円)お囃子会による囃子の演奏、生バンドの演奏や盆踊りで盛り上がります。
特に4年に一度(オリンピック開催年度)ですが、天棚を組み立て自治会内の無病息災、五穀豊穣を祈願しながら夏祭りをおこないます。
上組に伝わる天棚は江戸時代の末期(文久年間)に制作されたものと言われており、宇都宮市の文化財に指定されております。
もうーつは「どんど焼き」で、本番は小正月ですが、その前の準備は自治会会員の協力を頂き、2日ぐらいかけてご神木や孟宗竹・篠竹を切り出し、ススキやカヤなどを刈ります。
最初にご神木を中心に立てその他の材料を円錐形に組み立てて、本番当日を待ちます。
点火すると一時間かからず燃えてしまいますが、木に刺した団子や餅をこの火で炙って食べると、一年間を無病息災で過ごせるそうです。
上組自治会はいろいろな行事を通して会員間の親睦を図り、お互い協力し助け合い、健康で楽しく過ごせる自治会を目指したいと思っております。
地域情報紙かわち 第63号
(平成30年7月発行)より