夏祭りの様子
旧河内町の北西に位置する宇都宮グリーンタウンは、約千三百世帯からなるマンモス自治会です。
その自治会で毎年恒例となっている夏祭りが7月28日(土)に行われました。
住民主催で行われる夏祭りは、自治会の年間行事の中でも最も大きなもので、執行部役員、班長、そして多くの自治会員の協力で運営される『手作り』のお祭りです。
子供会のおみこしから始まり、ゆりかご保育園の園児たちによるかわいい太鼓や踊り、迫力ある鹿沼祭り太鼓やププ湯沢さんのハワイアンライブの他、ビンゴゲームや早飲み競争などたくさんのイベントが企画・実施されました。
ビンゴゲームでは、ディズニーランドのチケットや商品券などが当たり、一番盛り上がります。
また、模擬店についても住民が出店し、ビールやチューハイ、焼きそばや焼き鳥など、毎年お祭りが終わる前に売り切れとなる店も見受けられます。
そしてお祭りの最後は、夏の夜空を華麗に彩る打ち上げ花火。
真下から見る花火はすごい迫力で、会場には大きな歓声と拍手が響きます。
人と人との心のふれあいが希薄になっている時代、このグリーンタウンでも否定はできません。
だからこそ年一回のこの夏祭りを、住民自身の手で作り上げ、みんなで楽しむという時間はとても貴重だと思います。
今年は佐藤栄一宇都宮市長も来賓として会場を訪れ、市町村合併後初となる開催に、喜びの言葉をよせていただきました。
来年も再来年もこの夏祭りが開催され、自治会住民だけでなく近隣の方々にもどんどん遊びに来ていただき、一緒に楽しみながらコミュニケーションを深める場にしていけることを願っています。
地域情報紙かわち 第3号
(平成19年9月20日発行)より