釜井台団地は昭和43年から分譲が始まり、宇都宮市のベッドタウンとして、旧河内町の東南に900世帯の大団地として誕生しました。
河内町で最初の大団地です。
当時はまだまだよそ者という感があったことが,懐かしく思い出されます。
団地造成までは広大な雑木林でしたので、この地の歴史や文化、伝統行事などの伝承は残念ながらないようです。
団地住民は、即自治会設立に向けて動き出し、参考にさせていただいた奈坪一区の自治会会則が残っています。
昭和50年代の後半に諸事情を経て自治会は分割し、現在の釜井台一区・二区・三区に分かれ、それぞれ自治会活動を積極的に推進しています。
平成15年には釜井台公民館の改築に伴い、一区・二区・三区自治会の自治会連合会を設立し、新公民館の維持管理や毎週月曜日に資源物回収を行っています。
又、大イベントとして毎年釜井台団地中央公園を会場に「釜井台秋祭り」を盛大に開催し、模擬店や子ども達も参加する演芸大会、子どもゲーム等で多くの住民が祭りを楽しんでいます。
釜井台一区自治会活動は、住民相互の親睦を深める日帰りバス旅行を13年継続しており、爽やかな初夏の6月に近県の観光地を訪れ、楽しいひとときを満喫しています。
また、カラオケ愛好会に加え、平成19年に自治会の後押しで、ハイキングクラブやゴルフクラブを立ち上げ、親睦と健康増進に努めています。
さらに、地域の宝である子ども達の健全育成活動として、育成部で県内の親子日帰りバス旅行や親子クリスマス会の実施、3月には小学校卒業生・新入生の歓送迎会を実施し、親子同士の親睦を図っています。
自治会のキャッチフレーズである“ふれあい・たすけあいの心で、安全・安心に暮らせる”自治会づくりに、これからも皆で汗を流していきたいと思います。
親睦旅行(松本城)
地域情報紙かわち 第49号
(平成27年5月発行)より