東岡本の開拓者は、菊地教中(きょうちゅう)さんという豪商です。
昔は「佐幸新田」と言われましたが、その後「岡本新田」に変わり、今は「東岡本」となっております。
鬼怒川の流れに添う土手の上には、現在の桜堤のように桜の木が植えられ、花見の時期には汽車が臨時停車し大勢の見物客で賑やかであったと聞きました。
中心部には、琴平神社(東海)が祀られています。
土手の下にも水の被害がないようにと水神宮様も祀られています。
毎年11月17日の琴平神社大祭には前日より各家庭のお米・野菜等を持ちより、昔ながらのお・も・て・な・しの祭事が行われます。
中でも豆腐一丁ずつをわらで包み大鍋で煮沸かし味付けされた「こも豆腐」は美味です。
東岡本85世帯で、これからもこの祭事を絶やすことなく次世代に受け継がれていくように頑張ってまいります。
地域情報紙かわち 第46号
(平成26年11月発行)より
(平成26年11月発行)より