奈坪ニ区自治会の特徴はその地形にあります。
海道町交差点から岡本駅に向かって、(西から東に向かって)戸祭-岡本線が新設されましたが、これが奈坪川と交差する所から岡本台病院まで旧道との間に家が一軒または2軒程度の細長い空地が出来ました。
現在は全部家で埋まっていますがこの間600m、その後この戸祭―岡本線と奈坪川との交差する地点から奈坪川沿いに南に向かって、一列縦帯の家並が開発されました。
この間1,200m東西と南北にくの家の形、うなぎの寝床のようです。
東の端から南の端まで1.8㎞、これが奈坪2区です。
両端それぞれの人達は生活圏が全く違いますから、一生一度も顔を合わすことのない人達だったかも知れません。
ほとんどが新しく入って来た人達であり、当然、連帯感などはなく、体育祭などは人集めが大変で、綱引きや玉入れなどは女性や子供達を大勢入れてなんとかしのいで束ねました。
ところが不思議。
年々参加者が多くなり、一昨年はじめて綱引きで1回戦を突破、一大快挙となりました。
そして、昨年は総合成績で17位に大躍進。
野球大会で優勝した事もあり、成長できた証しでしょうか。
“人と人とのつながりが社会を変えて行く”
地域情報紙かわち 第28号
(平成23年11月発行)より