重要無形民俗文化財
逆面の白山神社で行われる獅子舞は、「天下一関白流神獅子舞(てんかいちかんぱくりゅうかみししまい )」と称し、室町時代に勧請(かんじょう)され約600年の歴史を経て今に至っています。
毎年「盂蘭盆会(うらぼんえ)」(現在は8月15日)八朔(はっさく)(旧暦8月1日)に、疫病の厄払(やくばら)いと作物の豊作を祈願して舞われます。
逆面獅子舞愛好会が白山神社の氏子(うじこ)の組織として伝承しています。
男獅子、女獅子、若獅子の3匹獅子の他、数多くの道化者が登場します。
田原小学校の地域の特色を生かした授業として、子どもたちの文化教育に役立っています。
白山神社で行われる獅子舞 は,「天下一関白流神獅子舞」と称し,江戸時代初期から400年近い歴史を経て今に至っています。
疫病の厄払いと作物の豊作を祈願して舞われたこの舞は,笛の音とともに,勇壮な中にも格式の高さを感じさせる毎年「盂蘭盆会」(現在は8月15日)八朔(旧暦8月1日)に逆面の白山神社で舞れていて鎌倉獅子舞の流れを汲む一人立3匹獅子舞です。
【昭和45年4月1日 市指定】
宇都宮文化財マップより
かわちふるさとまつりに出演
26.白山(はくさん)神社
総本社は石川県白山市に鎮座する神社で、祭神は菊理媛(くくり)神【=白山比咩神(しらやまひめ)】、伊弉諾(イザナギ)、伊邪那美(いざなみ)の3神です。
当地には勧請されたかは定かではありません。
ちなみに、隣接の上河内地区に数社鎮座する白山神社の創建が平安初期と言われているものもあるようですが、当社のはっきりした資料としては、境内入口に立つ石鳥居が元禄7年(1694)奉納となっています。
地元では「ちんちさま」と呼ばれ、鎮守の神として人々の精神的よりどころとなっています。
近年では、11月の第2日曜日を例大祭日(一般的に甘酒祭りと呼んでいる)として、山海の珍味をお沿えしてお祀りしてます。