須賀神社
地元では「お天王さん」と呼ばれ親しまれ、毎年七月十四日・十五日を例祭としています。
現在は白沢南公民館前で行われていますが、以前は宿に神輿が渡御(とぎょ)し、猿田彦命(天狗)を一対飾り、村内安全・無病息災・五穀豊穣を祈ります。
【須賀神社の由来】
本殿内部の木札には、「享保三年発亥九月吉辰」「津島神社より分霊」とあり、享保三年(1803)に愛知県津島市にある疫病除けの守護神として有名な津島神社から分霊、御神体としたことが記されています。
祭礼に使用する御輿の奥付けに「寛政十一年 六月吉日」とあり、寛政11年(1799)六月に宇都宮に住む大工新蔵、藤原吉長によって作られたことが記されています。
河内ふるさと探訪より
弁財天
芸能上達・水の神
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