本堂西側に地蔵堂があり、道路側へ進むと四体の石仏があります。
一体は地蔵菩薩立像、他の3体は如意輪観音を本尊とする十九夜塔です。
十九夜塔は毎月十九日に集まり組織される、十九夜講の人々によって増設されたものが多く、如意輪観音を本尊としてます。
女性を中心とする女人講で、大字・小字・組内を単位としています。
安産や子育て、婦人病などの祈願が行われます。
お勤めが終わると共同飲食や雑談など楽しい一時となります。
右から各碑の銘文は
①「享保十年二月十九日」(1725)高さ140cm
②「當山現住 單宗東傅叟」「千時 寛政元乙酉年」(1789)高さ130cm
③「昭和三十三年一月」「十九夜念仏供養塔」(1958)高さ140cm
④地蔵菩薩像で「享保□年乙立巳□二月」
とあり①の如意輪観音と同時に増設された。