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65.古田駅跡

東北線跡 大塚

1885(明治18)年  宇都宮・白河間測量完了

1886(明治19)年

 

 

 西鬼怒川橋梁施工(きょうりょうせこう)
 [東鬼怒川仮橋(かりばし)]

  宇都宮・黒磯開通

1887(明治20)年

 

 東鬼怒川橋梁施工
 黒磯・白河開通
1890(明治23)年  鬼怒川鉄橋破損 不通
1891(明治24)年  古田駅設置
1895(明治28)年  路線変更の工事開始
1897(明治30)年  古田駅廃止(はいし) 岡本駅新設

線路跡の先 古田駅

東北線跡 大塚

橋脚跡 西芦沼

橋脚跡 西芦沼

古田駅は、明治24年9月1日の官報(明治24年8月15日)第二千四百三十九号に宇都宮~長久保間に、停車場の開始を認可せり(鉄道庁)」とあるように、河内町域における最初の鉄道駅として実現した。

 

駅には、駅舎が建設され、駅前通りも出来、そこに休憩所や飲食店もあって繁盛したという。

 

西鬼怒川・東鬼怒川の鉄橋脚が鬼怒川の増水によって二,三か所傾きはじめた。

 

その後も、しばしば水害によって運行中止となることがあった。

 

水害のたびの被害を最小限にするためには、東・西両鬼怒川が合流する地点よりも更に下流にすることが望ましいいう見解で岡本から宝積寺台に架橋する案が有力となった。

 

工事は、明治二十八年十月に開始され、越えて三十年二月二十五日に新線が開通される運びとなった。

 

「古田駅」廃止される。

明治28年当時の東北本線を示す地図

 

 * 開通11年で路線変更

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