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三和テッキ株式会社宇都宮事業所

「鉄道広場」

当社は、1907年(明治40年)に鉄道の架線金具製品の国産化を目指して創業した会社です。

宇都宮事業所は、発電所の配管を支持する装置の生産工場として1968年(昭和43年)にこの地で操業を開始しました。

操業当時の航空写真を見ると、工場棟とグランド以外の工場敷地および周辺地域はほとんどが自然林で覆われていたことを知ることができます。

 

1975年(昭和50年)頃からは、本社東京工場で生産していた鉄道の架線金具や支持物、送電鉄塔で使用する建設工事用のクレーンや昇降機などの生産も開始しました。

今日では、高層ビルや橋梁を地震などから守る制震用ダンパーの開発、生産も行っています。

昭和、平成、令和の時代を経て今年で操業52年を迎えます。

 

当社では、地域への貢献活動も重要な企業活動と考えており、都電175号、D51蒸気機関車に加えて、創業110周年記念事業として「EZ系新幹線E223」を静態保存した「三和デッキ鉄道広場」を開設しました。

毎年5月には、鉄道広場を開放した「鉄道広場交流会」を開催し、車両見学、ミ二列車の運行、飲食物の販売、各種ゲームコーナーなど地域の方々との交流の場を設けています。

 

また、公益財団法人東日本盲導大協会殿へ募金を呼びかけ支援活動も行っておりますので、鉄道広場交流会開催のときは、是非ともお足をお運びいだけたら嬉しく思います。

地域情報紙かわち 第70号

(令和2年4月発行)より

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