古田自治会は田原地区の北東部に位置して、新栃木変電所の東からスーパーオータニ宝井店の北200メートル迄の南北2キロ程の細長い集落で、戸数は47戸で稲作を中心にアスパラガス・ネギ・イチゴ・梨・トマトなどの生産や酪農を行っています。
自治会内に自治消防団をはじめ婦人高齢者クラブやお囃子会・生活改善クラブなどがあり、更に「ふるた遊楽環境保全会」という組織があります。
ふるた遊楽環境保全会は、古田自治会をまとめている重要な組織なので、活動の一部を紹介します。
自治会全戸が構成員で、地域の環境保全を目的に組織され、農業環境の整備や景観形成活動として紫陽花や彼岸花の植栽、地域交流活動としてサツマイモの栽培、生息地保全活動としてホタル生息のための環境整備などを行っております。
昨年度(平成30年度)の活動に参加した会員は延べ720名ほどになりました。
ふるた遊楽環境保全会は発足12年になりますが、年を追うごとにまとまりが良くなり、昨年度は稲荷神社の祭り2回、八坂神社の祭り、天棚を飾っての風祭り、そして初常会(総会)など自治会行事への参加率は常に9割を超えました。
古田の共同墓地の周囲の林、面積15アールの立木の伐採や、稲荷神社の本殿覆屋の修復と鳥居の更新は5年計画でしたが、会員のまとまりの良さをもって、昨年までの4年で実現する事が出来ました。
以前からまとまりの良い自治会の歴史がありまして、河内地域の行事には全て参加して来ました。
しかし最近は自治会活動及び、ふるた遊楽環境保全会行事への参加や地域活動への参加などで、負担が重いとの意見があるので、あまり無理をしないよう配慮した運営が必要だと考えています。
地域情報紙かわち 第66号
(平成31年4月発行)より