当社は1953年東京葛飾に丸物ゲージ(測定の規範)工場を設立商号を「株式会社城北工範製作所」としました。
1960年工場拡大のため横浜市保土ヶ谷区に移転し、 1969年には現所在地(栃木県宇都宮市)に本社工場を移転しました。
そして今年で創業67年を迎えます。
現在、当社は機械加工を中心とし、セラミックスや金属の高精度か部品加工から、設計・組立までを一貫して行っています。
加工の際に出る金属粉の大きさは、数マイクロメートルサイズです。
1マイクロメートル(1μm=0.001mm)は、手で触った感覚では分かりませんし、目に見えないレベルです。
その1μm以下の加工技術と測定は常に安定させており、近年では0.1μmを管理、実現しています。
参考までにモノや粒子の大きさの例です。
1μm/0.1μmがいかに小さいかが分かるかと思います。
1)髪の毛=100μm
2)目に見える水蒸気=10μm
3)血液中の赤血球の厚さ=2μm
4)インフルエンザ(ウイルス)=0.1μm
(数字はおおよそのweb調べの数字であり、正
確なものではなく、各個体によって、形、大きさも異なります)
また、当社は各研究機関や大手企業が製作困難なものを、製作を可能にするために、
「出来ないとは言いません、出来る方法を提案させて頂きます」
をスローガンとして、日々全員で挑戦し続けています。
製品実現してきた、過去の主な事例です。
・インフルエンザワクチン製造装置の回転軸部品
・ビル全体を冷却するためのエアコンの磁気軸受部品
・こどもおむつの製造装置
・ 5Gスマホを実現するための、半導体製造装置部品
・一眼レフカメラの交換レンズに内蔵する超音波モーター
・スーパーコンピューターのハードディスクの光
干渉検査装置部品など
これら当社で加工した部品は、一般に見る機会がほとんどありません。
各産業で使用されている機械内部の心臓部品として組込まれているからです。
なかなか表舞台には現れない会社ですが陰ながら様々は高精度部品を製作し、世界の各産業の繁栄に寄与し、地域の皆様、お取引の皆様に愛される会社を目指しています。
資本金25,000,000円 従業員数37人
代表取締役社長 塚原武洋
地域情報紙かわち 第71号
(令和2年7月発行)より