上組自治会は、田原小学校や田原中学校が近接しており、県道藤原宇都宮線(田原街道)を挟んだ東西に位置した田原地域全体の中心に位置しております。
地域の約半分近い区域が、都市計画法に基づいた市街化区域となっており昭和40年頃から急速に人口が増えた地区です。
住宅が増えた地区ではありますが、まだ自然環境が豊富に残されており親子巡れの園児や小学生が、川や山で自然とふれあう姿を見受けます。
自治会の行事については、会員相互の親睦をはかる為、毎年8月には自治会主催の夏祭りを実施しており、この中でも4年に1度は自治会で保存している天棚を組み立て、地域で組織しているお雌子会の笛や太鼓の音と共に盛大に実施されます。
さらに、9月には敬老会を開催してカラオケや舞踏などを披露され実施しております。
その他1月には(どんど焼き)がおこなわれます、自治会の皆様の協力により竹や檜でやぐらを立てて燃やします。
これは占くから農作・商売繋盛・家内安全・無病息災を願って行うものですが、それと共に近年は地域交流の場となりつつあります。
これからの自治会の課題は、全国的な問題でもあります少子高齢化により自治会の運営等の担い手が少なくなることです。
これらの事を踏まえて自治会の中での助け合いや協力体制が重要になることから、各種イべントを通じて絆を深めていきたいと思います。
令和2年度・3年度と新型コロナ感染症の蔓延の為、各種イべントが中止となっておりますが、コロナ感染症が終息の後も受け継がれてきた事を繋いで、自治会の協力体制や絆が深まるよう努力してまいります。
地域情報紙かわち 第76号
(令和3年10月発行)より