天王原自治会は、旧河内町の西部地区県道63
号線(宇都宮藤原線)宇都宮市内から、10キロの位置にあります。
田原地区の中心地で小学校、中学校、郵便局、商業地があり住み良い自治会です。
現在は、不動産業者による宅地開発が盛んで、若い夫婦の自治会加入が増えています。
82世帯、加入率男%、これからも新会員の加入が見込まれます。
自治会の行事については4月藤権現祭から始まり、7月八坂神社祭礼、8月夏祭り、9月敬
老会、10月鹿島神社祭礼、1月の初常会・新年会を実施しています。
また、祭礼は3自治会(天王原、東組、西組)が一年毎交代で行っています。
祭礼のメインは八坂神社祭礼で、各区自治会の伝統ある3台の山車(彫刻屋台)が、住民の安泰、五穀豊穣、家内安全を祈願し奉納されます。
天王原自治会のメインストリートを、ぶっつけ(囃子を競う)ながら山車を引き廻すことが、会員の親睦を深める上で最高の場でありました。
残念ながら山車は、平成8年に引いて最後になってしまい現在は保存されています。
各自治会の少子高齢化により、山車を引く子供が少ないことが原因でした。
今後更に会員が加入し、先祖が残した彫刻屋台が継承され、近い将来山車が復活することを期待したいと思います。
地域情報紙かわち 第71号
(令和2年7月発行)より